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2016年8月4日 彩色顔料「白」の正体を突き止めよう【リケジョサイエンス@筑波大】 [文化財]

今日は大学で行われるリケジョサイエンスに昨年に引き続いて研究室として企画をしまたー!
今年はちょっと絵画よりにして、顔料の湿式分析による同定を行いました。そんなに派手ではないですがきれいな結晶ができあがります。
研究員の河崎さんはじめゼミ生の女性陣が中心となり、中高生を受け入れました。
午前に高校生、午後に中学生が未知資料の白色顔料を薬品で溶かしながら正体を突き止めました。分析の後は、実際に油と混ぜての絵の具作りも体験してもらい、炭酸カルシウムや石膏が発色しにくいことなども確認できたようです。リケジョだけに理科に興味がある生徒さんたちで絵画はちょっとイメージしにくかったようですが、みんな長時間顕微鏡やピペットなどを用いて奮闘していました。
 手伝ってくれたゼミ生たちも準備から手伝ってくれました。自分たちでやるのと教えるのは勝手が違っていて、いい経験になったかもしれません。
また、自分たちですべて用意してくれました。本当にご苦労様でした。

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河崎さんのイントロダクション
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顕微鏡で結晶の観察。このあと撮影し、お土産に結晶の写真を持って帰ってもらいました。やっぱり鉛白を溶かしてできる樹状が一番人気?
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こちらは絵の具づくり。屈折率の話も理解できたかな・・・?
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