2013年11月7日-9日 韓国文化財保存科学会秋季大会訪問

　2013年11月8日9日の日程で韓国文化財保存科学会の研究発表大会に行ってきました。今回は韓国の学会からの招聘によるもので、日本の文化財科学会との交流協定が今年7月の弘前学会にて結ばれ、その際に韓国から姜会長らを招聘いたしましたが、今回はこちらの学会の会長が訪韓したものに学会理事として随行しました。
韓国の学会では毎年研究発表をしていましたが、今回は発表をせずにじっくりと発表を聞くことができました。
いつも感心するのは学会発表者、参加者ともに若い方ががんばっている印象です。
分析に関する研究が多いのですが、非常に多岐にわたる研究を行なっており高いモチベーションが伺えます。
今後、日本との交流が盛んになり、お互いに刺激しあっていければと思います。

ちなみに世界遺産専攻では2009年？だったでしょうか韓国国立伝統文化大学校の総長が来学し、専攻との交流協定について話し合われました。ただその時は課程のレベルが合わず（伝統文化大に大学院がまだなかった）流れましたが、今回の渡韓では韓国に留学している日本の学生とも会うことができ、今後交流ができればと願っています。


学会に先だって訪れた韓国文化時あ研究所の保存科学センター。
非常に立派な建物で、保存科学研究室の卒業生の李君が案内してくれました。


学会会場


研究発表会場