2016年7月2日-7日 被災資料の保存処理【鯨と海の科学館、岩手県山田町】 [文化財レスキュー]
2日から7日まで岩手県山田町にて被災資料の保存処理に行ってきました。今年の目玉はクジラの骨格標本のクリーニングをはじめとする資料のケアです。
骨格標本は津波で下1/3が浸漬し、その後洗浄されましたが、被災した館から運び出すこともできなかったので、今年全体の状態調査とクリーニングをはじめとする修復を行います。
タワーを建てて、クジラに乗るわけですが、宙釣りのため作業をするとゆらゆらとクジラが泳ぎます。なので地面に降り立っても揺れている感覚が残ってしまいたいへんでした。
ただ、現地の船乗り経験者とH大の学生は鯨酔いしなかったようです。
そのほかにも様々な資料が処理を待っており、今度は8月30日から9月10日まで学生とともに作業の予定です。(私は今月末も現地に行きますが・・・)
オスのマッコウクジラ。でかいですよ。
安全ベルトを着けて上がっています。骨の表面の状態(カビや塵埃の付着状況)を調べて、クリーニング法を決めていきます。
横のミンククジラは予想以上にきれいになってびっくり
こちらは他の資料のケアを実施中。滞在期間中は寒くて20℃に達しない日がほとんどでした。
やまだと言えば海の幸。
骨格標本は津波で下1/3が浸漬し、その後洗浄されましたが、被災した館から運び出すこともできなかったので、今年全体の状態調査とクリーニングをはじめとする修復を行います。
タワーを建てて、クジラに乗るわけですが、宙釣りのため作業をするとゆらゆらとクジラが泳ぎます。なので地面に降り立っても揺れている感覚が残ってしまいたいへんでした。
ただ、現地の船乗り経験者とH大の学生は鯨酔いしなかったようです。
そのほかにも様々な資料が処理を待っており、今度は8月30日から9月10日まで学生とともに作業の予定です。(私は今月末も現地に行きますが・・・)
オスのマッコウクジラ。でかいですよ。
安全ベルトを着けて上がっています。骨の表面の状態(カビや塵埃の付着状況)を調べて、クリーニング法を決めていきます。
横のミンククジラは予想以上にきれいになってびっくり
こちらは他の資料のケアを実施中。滞在期間中は寒くて20℃に達しない日がほとんどでした。
やまだと言えば海の幸。
2016-07-08 14:32
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